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サーバーとは?

用語解説
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サーバーとは?

サーバーとは、データやサービスを提供するコンピューターのことを指します。
Serve提供する者=Server)

一般的に、ネットワークに接続されたコンピューターがサーバーとしての役割を担い、
他のコンピューター(受け取る側はクライアントと呼びます)に対して情報を送受信します。

サーバーの用途

普段のインターネット利用においても、ウェブサイトを閲覧する際には
ウェブサーバーからデータを受け取って表示していますし、
メールを送受信する際にはメールサーバーが機能しています。

代表的なサーバーのクライアントとのやりとりを見ていきましょう。

ウェブサーバー
ウェブサイトやアプリケーションのデータを保存し、インターネット経由でユーザーに提供する役割です。

クライアント:「このサイトが見たいな~」とウェブサーバーへリクエスト

ウェブサーバー:「依頼のものだよ~」とサイトを見るのに必要なデータをクライアントへ提供

メールサーバー
電子メールの送受信を行うためのサーバーです。(環境によっては受信サーバと送信サーバが分かれている場合もあります)

クライアント:「このメールこの宛先に送ってほしいな~」とメールサーバーへリクエスト

メールサーバー:「はいよ~」とメールを指定の宛先へ転送

クライアント:「なんかメールきてなーい?」とメールサーバにデータ取得のリクエスト

メールサーバー:「こんなんあったで~」とクライアントにメールを見せる

ウェブサービスを提供するからウェブサーバー、メールサービスを提供するからメールサーバー。
他にもアプリケーションサーバデータベースサーバーなんかが代表的!

サーバーOS(オペレーティングシステム)の存在

サーバーを運用するには、通常のパソコンとは異なる専門的なサーバー用のオペレーティングシステム(Server OS)を使用することが一般的です。

サーバーOSとは、サーバーの管理や運用を効率的に行うために設計されたOSのことで、クライアント(一般的なPCやスマートフォン)向けのOSとは異なる特徴・機能を持っています。


Windowsには一般的な「Windows 11」などのクライアントOSがありますが、サーバー向けには「Windows Server」という専用のOSが存在します。(2025年現在最新のWindows Server OSはWindows Server 2025、数年に1回くらい新しいOSが出ます)

また、Linux系では「Red Hat Enterprise Linux」や、「Ubuntu」「Debian」「CentOS」などがサーバー用途として広く使われています。(CentOSはサポート終了したため、他OSへの移行が進んでいます)

とはいえ、必ずサーバーOSを使わなければならないわけではありません。
小規模な用途では、通常のWindowsやmacOSをサーバーのように使うこともできます。
しかし、企業や大規模なシステムでは、より高度な管理機能を備えた専用のサーバーOSが推奨されることが多いです。

まとめ

サーバーデータやサービスを提供するコンピューター
提供するサービスによって、呼称はさまざまです。

今後コンピュータやスマホを操作するとき、ぜひその通信の先にいるサーバーの存在に想いを馳せてみてください。

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